お役立ち資料
お問い合わせ

脱毛サロンの次回予約をどう案内する?再来店につなげる文例と管理表

📅 公開: 2026.10.09 ⏱ 読了: 約9分 👤 監修: 清水 創
次回予約の案内や来店後のフォローを整えたい脱毛サロンのオーナー・受付担当者

この記事のまとめ

・次回予約率と実際の再来店率を分けて記録する
・予約済み・日程未定・相談中で案内を変える
・LINEの友だち追加日を施術日として扱わない
・連絡の希望、担当者、次の確認日を管理表に残す

脱毛サロンの次回予約。受付で使える文例と管理のポイント

「次回の予約は、また連絡します」と言われたまま、その後の状況が分からない。脱毛サロンで再来店の仕組みを整えるときは、まず予約の案内・予約の確定・実際の来店を分けて記録することから始めましょう。

予約が入らない理由は、日程が決まらない、予約方法が分かりにくい、通い方に疑問が残っているなど、お客様によって異なります。全員に同じ割引を送る前に、どの段階で止まっているかを確認すると、取り組むべき課題を絞れます。

この記事では、サロンの受付で使える案内文、LINEを使う際の確認事項、次回予約率と再来店率を集計する例を紹介します。文例と管理表は運用設計のための提案であり、特定店舗の実績や効果を示すものではありません。

次回予約が入らない理由を、受付で確かめる

最初に確認したいのは、予約を断られたかどうかだけではありません。「何が決まれば予約できるのか」を、お客様の負担にならない範囲で聞き取ります。無理に理由を尋ねたり、その場での予約を迫ったりする必要はありません。

次回予約を保留する理由と対応の整理例
お客様の状況受付で確認すること次の対応
仕事などの予定が未定予定が分かる時期と連絡の希望希望があれば、その時期に案内する
予約操作に不安があるどこから予約するか分かるか予約ページを一緒に確認する
通い方について相談したい説明が必要な点は何か担当者への相談を優先する
今回は継続しない連絡の希望があるか意向を尊重し、不要な勧誘を止める

「検討中」を一つの項目にまとめると、予約操作の問題も、サービスへの疑問も見えなくなります。ただし、推測で理由を決めつけるのも避けたいところです。分からない場合は「理由未確認」と記録し、事実とスタッフの見立てを混ぜないようにします。

会計時の案内は、三つの状態に分ける

次回予約の案内フロー。予約済みは日時を確認、日程未定は予約方法を案内、相談中は担当者へ引き継ぎます。
予約状況に合わせて案内を分け、担当者と対応結果を記録します。画像の人物・店内はイメージです。

次回の日程を決められるお客様

候補日を提示する前に、次回の案内内容を担当者と共有します。施術の間隔を予約枠の空き具合だけで決めず、使用機器の取扱説明・研修内容と、お客様ごとの確認結果に沿って案内してください。本記事では一律の施術間隔を設定しません。

受付で使える文例

「本日ご案内した次回の時期で、ご都合のよい曜日や時間帯はありますか。候補を確認します。変更が必要になった場合の連絡方法も、予約確認と一緒にお送りします。」

日時だけでなく、予約したメニュー、所要時間の案内、変更窓口もそろえます。スタッフが口頭で説明した内容と、予約システムから届くメッセージが一致しているか確認しましょう。

日程がまだ決まらないお客様

受付で使える文例

「ご予定が分かってからで大丈夫です。こちらが予約ページです。操作で迷った場合はご連絡ください。こちらから空き状況をご案内することをご希望ですか。」

連絡を希望された場合だけ、希望する手段と時期を記録します。「また連絡します」という返答を、継続的な販促メッセージを希望している意味として扱わない運用にしましょう。

不安や質問が残っているお客様

受付で使える文例

「ご不明な点を確認してから、次の予定を考えていただいて大丈夫です。担当者からご説明する時間を取りましょうか。」

疑問が解消していない状態で、値引きや期限だけを強調しても、予約をためらう理由への回答にはなりません。受付で答えられない質問は担当者に引き継ぎ、誰がいつ対応するかを決めます。

LINEは、送る前に予約状況を確認する

LINE公式アカウントには、メッセージの配信日時を指定する機能があります。また、ステップ配信では、友だち追加などの開始条件に合わせて、あらかじめ組んだメッセージを送れます。機能の詳細はメッセージ配信の公式マニュアルとステップ配信の公式マニュアルをご確認ください。

友だち追加からの経過日数を、そのまま最終施術からの経過日数として使うことはできません。来店前に登録した方や、何度も来店した後に登録した方もいるためです。来店日を起点とした案内を自動化する場合は、利用中の予約システムと連携できるか、必要な日付や予約状況を取得できるかを確認します。

連携を確認できない間は、対象者を確認してから個別に対応する方法でも始められます。少人数の店舗なら、複雑な自動配信を組む前に「予約済みのお客様へ予約催促を送らない」ことを優先すると、管理しやすくなります。

  • すでに次回予約が入っていないか。
  • 今回の連絡を希望されているか。
  • 別のスタッフが同じ案内をしていないか。
  • 送信後に返信を確認する担当者が決まっているか。

ステップ配信のメッセージは課金対象の通数に含まれます。配信数を増やす前に、契約プランと当月の利用状況も確認しましょう。なお、送信の設定ができても、個々のお客様の再予約が自動で完了するわけではありません。

次回予約率と再来店率を分けて集計する

次回予約率は予約につながったか、再来店率は実際に来店したかを確認する指標。
予約と来店を分けて記録し、それぞれ同じ定義・観察期間で比較します。画像の人物・店内はイメージです。

次回予約率は「予約につながったか」、再来店率は「実際に来店したか」を見る数字です。店内で計算方法を統一し、集計のたびに分母が変わらないようにします。以下は本記事で提案する管理上の定義です。業界共通の基準値を示すものではありません。

会計時の次回予約率

計算方法

会計時に次回予約を確定した人数 ÷ 集計対象の来店人数 × 100

例えば、対象期間に来店した20人のうち、会計時に次回予約を確定した方が8人なら40%です。同じ方が期間内に複数回来店した場合に人数で数えるか来店件数で数えるかも、先に決めます。この例では人数で数えています。

サービスを終了した方など、次回予約の対象でない方を除く場合は、除外条件と人数を別欄に残しましょう。集計後に都合のよい対象者だけ選ぶと、前月との比較ができなくなります。

同じ初回来店グループの再来店率

計算方法

定めた観察期間内に2回目の来店をした人数 ÷ 同じ期間に初回来店した対象人数 × 100

初回来店の時期をそろえたグループを作り、全員の観察期間が終わってから比較します。例えば、20人全員の観察が完了し、そのうち12人が2回目に来店したなら60%です。これは計算説明用の架空の数字で、目標値やサロンの実績ではありません。

観察期間は店舗の運用に合わせて定義します。集計のための日数を、施術を勧める間隔として使わないでください。また、昨日初回来店した方を、すでに十分な観察期間が経過した方と一緒に評価しないことも大切です。

管理表は「次に誰が何をするか」まで記録する

管理表で担当者・次の確認日・対応結果を共有するスタッフのイメージ。
担当者・次の確認日・対応結果を残し、案内漏れや二重対応を防ぎます。画像の人物・店内はイメージです。

一覧には、顧客管理システムと照合できる管理番号、初回来店日、次回予約の有無、連絡の希望、対応担当、次の確認日、対応結果を設けます。実際の顧客情報を一般公開の表や共有範囲が不明なファイルへ書き込まないよう、店内で管理場所を決めましょう。

管理表の記録例(すべて架空の内容)
管理番号状態次の対応完了の条件
例A次回予約済み予約確認を案内日時・変更窓口を共有
例B予定未定・連絡希望あり希望時期に担当者が確認予約または対応結果を記録
例C説明待ち質問を担当者へ引き継ぐ説明実施と本人の意向を記録
例D連絡を希望しない販促の対象から外す担当者間で対応方針を共有

週に一度、「対応予定日を過ぎたもの」「担当者が空欄のもの」「予約済みなのに案内待ちのもの」を確認します。予約件数だけを見るより、案内漏れや二重対応を見つけやすい管理になります。

最初の見直しは、一つの変更から始める

受付の文例、予約ページ、配信内容、割引条件を同時に変えると、どの変更が結果に関係したか分かりにくくなります。まずは「会計時に変更窓口まで説明する」など、スタッフが実行できる一つの変更を選びましょう。

開始前に、担当者、実施期間、確認する指標を決めます。案内を実施できたかは週ごとに確認し、再来店の結果は必要な観察期間が終わってから評価します。人数が少ないと割合は大きく動くため、率だけでなく「何人中何人か」を必ず併記します。

初回来店の経路やメニューが変わった場合も記録します。数字が上がっても、案内文だけの効果とは限りません。問い合わせへの対応負担や、連絡を不要とされた件数も合わせて確認し、続けられる運用に調整してください。

よくある質問

次回予約は、その場で必ず取った方がよいですか?

予定が決まっていない方に、その場での確定を強いる必要はありません。後から予約できる方法と、不明点の連絡先を分かりやすく案内します。予約数だけでなく、変更やキャンセル後の対応まで見ることが大切です。

再来店率は何%を目指せばよいですか?

対象者や観察期間が違う数値を、そのまま店舗の目標にしないようにしましょう。まず自店の定義を固定して集計し、継続しない理由や予約時の困りごとを確認してから目標を設定します。

最初から予約システムを乗り換える必要はありますか?

まずは現在の仕組みで、予約状況と対応履歴を確認できるかを調べます。不足しているのが機能なのか、入力や引き継ぎのルールなのかを切り分けてから、連携や乗り換えを検討しましょう。

まとめ:次回予約の案内を、来店後の対応までつなげる

脱毛サロンの再来店管理では、お客様の状況に合った案内と、スタッフが引き継げる記録が土台になります。まずは予約済み・日程未定・相談中を分け、連絡の希望と次の担当を決めましょう。そのうえで、予約率と再来店率を同じ定義で追うと、改善する箇所を検討しやすくなります。

開業準備とあわせて運営方法を検討している方は、脱毛サロン開業ガイドもご覧ください。Jenimoの導入・運営サポートについては、サポート体制で対応内容をご確認いただけます。

参考資料

(2026年10月9日確認)

LINEの機能説明は上記公式資料に基づきます。受付文例、管理表、集計定義は本記事の運用提案です。

サロン運営に役立つ集客ノウハウを無料でダウンロード

導入事例・機種比較・料金プランをまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。

無料資料をダウンロード →