メンズ特化で伸ばす!ヒゲ需要に強い業務用脱毛機レンタルの選び方
公開日: 2025年9月4日
最終更新日: 2025年9月4日
メンズ特化でサロンを伸ばしたいです。ヒゲ需要に強い「業務用脱毛機のレンタル」を選ぶ時のポイントと、具体的にどの機種が現実的か知りたいです。初期費用・月額・原価・痛み対策まで、数字でイメージできるように教えてください。
- 初期0円で素早く検証→ヒゲメニューを立ち上げるならESSENT Premiumが有力。3300W×−15℃×10Hz、11フィルター搭載でメンズの濃い毛にも対応でき、本体価格0円のレンタル(年払34,800円/月払39,800円・税抜)が公開されています。
- さらに短時間・高出力で攻めるならJenimo Pro2(3500W・−20℃・10Hz)。ヒゲやVIOなど“難所”の時短に向きます。
- 原価を落とす長期戦ならJenimo mini(0.1円/shot、月29,800円)やJenimo LED(0.02円/shot、月50,000円)。ただし初期費用が別途必要のため、導入初期はESSENTが総額有利になりやすいです。
以下、ヒゲで効く仕様→機種別の向き不向き→料金・原価の目安→導入のチェックリスト、の順で整理します。
① ヒゲに強い機械の条件
高出力×強冷却×連射安定
ヒゲは太く密度が高いぶん、出力(W)と冷却温度、連射の安定が結果と痛みを左右します。3300〜3500W級/ヘッドの−15〜−20℃冷却/1秒10連射クラスが一つの目安です。
パルス幅とスポット
ヒゲは熱の逃げが遅いので、1〜20msの幅で調整できると痛みを抑えつつ深部まで熱を届けやすくなります。スポットは15×50mmのような汎用サイズが扱いやすい一方、細部は小スポットや単発での当て分けが効きます。
メニュー拡張性
「ヒゲで集客→フォトで単価UP」が定番。光フェイシャル(フィルター式/ABL等)が同一機で使えると、客単価やリピート設計がしやすくなります。
② ヒゲ特化で見た場合の「機種の役割」
ESSENT Premium(卓上・レンタル本体0円)
- 3300W×−15℃×10Hz、11フィルターの光フェイシャル搭載。ヒゲ〜産毛まで幅広く対応。
- 導入は本体0円レンタルで、年払34,800円/月払39,800円(税抜)。初期の資金を広告・人件費に回せます。
- まずESSENTでヒゲメニューを検証→稼働が伸びたら台数・機種最適化が現実解。
Jenimo Pro2(タワー/高出力×強冷却)
- 3500W×−20℃×10Hz。ヒゲ・VIOなど難所を短時間×高出力で処理しやすい設計。
- ABL光フェイシャル搭載でメニュー拡張も可能。
- 月額は39,800円(税抜)。初期費用が別途発生します。
Jenimo mini(卓上/低ランコス×省スペース)
- 3300W×−15℃×10Hz。月額29,800円(税抜)。0.1円/shotで原価を抑えやすい。
- セルフ運用モードあり。初期費用が別途発生します。
Jenimo LED(超低原価)
- 3000W級、0.02円/shot、最大20Hz、冷却は最小−15.8℃。
- 原価最小で長時間稼働に強い。初期費用&月額50,000円(税抜)が目安。
結論:立ち上げ期=ESSENT(初期0円)、時短・難所攻略=Pro2、長期の原価最適=mini/LEDという分担が分かりやすいです。
③ 料金と原価の「ヒゲ用」かんたん試算
例として、ヒゲ1回あたり600ショットで概算してみます(実際は肌・毛量で調整)。
機種 | ショット原価 | 1回あたり原価(600発) | 月額(税抜) | 月100件の月間コスト |
---|---|---|---|---|
ESSENT | 0.2円/shot | 約120円 | 39,800円 | 約51,800円(39,800+12,000) |
Pro2 | 0.1円/shot | 約60円 | 39,800円 | 約45,800円(39,800+6,000) |
mini | 0.1円/shot | 約60円 | 29,800円 | 約35,800円(29,800+6,000) |
LED | 0.02円/shot | 約12円 | 50,000円 | 約51,200円(50,000+1,200) |
上表は初期費用を含まない月次の目安。1年目は初期費(例:mini=43万円、Pro2/LED=50万円・税抜)を月割すると、ESSENTが総額で最も軽くなるケースが多いです。3年目以降の長期運用では、mini/LEDが総額で逆転しやすくなります。
④ 痛みを抑えつつ効率を上げるコツ
- 冷却の“持続”を重視:連射中も−15℃付近を維持できる機種は、痛みと赤みを抑えやすい。
- 小刻みな重ね打ち:ヒゲ密度が高い箇所は単発〜低速連射で打ち漏れを防止。
- 照射順の固定化:口角→上口唇→顎→フェイスラインの順など、地図化してムラを抑える。
- フォト併用で満足度UP:皮脂・くすみ・ザラつきケアを同日に提案。体感が上がります。
⑤ 導入の流れ(3ステップ)
- テスト導入:まずESSENTの本体0円レンタルでヒゲ導線を検証(デモ→講習→メニュー公開)。
- 回収の見極め:月間件数・所要時間・口コミ率を管理し、繁忙帯のボトルネックを特定。
- 最適化:Pro2追加で“時短”、mini/LED追加で“原価最小化”。混雑・客単価・在庫に応じて調整。
⑥ 見積もり時に必ず聞く5項目
- 本体0円レンタルの適用条件(年払/月払/含まれる講習・サポート)
- 代替機のSLA(到着目安・費用の有無)
- ショット上限と上限超過時の従量課金の有無
- 消耗品の縛り(ジェルやランプ、送料の取り扱い)
- 初期費用の内訳(搬入・付属品・ハンドピース・講習)
⑦ 価格・メニュー設計のヒント
- 回数券と都度の併用:ヒゲは“短時間×回数”。回数券で「次回来店の約束」を先に作る。
- セット化:ヒゲ+うなじ/眉間など、所要時間が近い部位のセットで体感を底上げ。
- 体験の導線:10分体験(鼻下・口角)→満足度→本メニュー移行の流れを固定化。
⑧ 運用補足:ヒゲ施術の時間・回数・体験設計
ヒゲ導入の初期成績を安定させるには、現場オペの小さな工夫が効きます。実務で使えるポイントを以下にまとめました。
- 所要時間の目安:鼻下2〜3分、口角〜上唇5分、顎・顎下8〜10分、頬〜フェイスライン10〜12分、全顔20〜30分。
- 回数設計:1〜4回は密度ならし、5〜8回で減毛実感、9回以降は仕上げ。個人差があるため毎回の写真・体毛メモで進捗を記録。
- 痛み対策:照射前後の冷却徹底、出力は“体感7割”から微調整。口角・鼻下は重ね打ち間隔を長めに、ジェル塗布は厚め。
- クレーム初動:熱感・赤み→冷却10分+経過観察案内/打ち漏れ疑い→同一条件での無料リタッチ規定。記録と写真で説明を統一。
- 体験導線:10分体験(鼻下or口角)→当日入会で回数券10%OFF。フォト同時体験で満足度を底上げ、継続率を高める。
- 予約設計:朝夕の短枠(15分)を複数確保し、遅刻・当日変更のバッファを5分設ける。会員は優先枠を提示。
- 衛生・安全:剃毛の厚みは1mm以内。施術前後のサウナ・飲酒・強い日差しは控える旨を掲示し、同意書と確認チェックを運用。
- 記録・写真:初回・3回目・6回目で定点撮影。光量・距離・角度を固定し、同意の範囲で活用。変化が伝わると継続率が上がる。
まとめ
メンズ(ヒゲ)で結果と口コミを取りにいくなら、まずは高出力×強冷却×連射安定の機種を“レンタルで”試すのが堅実です。
ESSENT Premiumは本体0円レンタルで立ち上げ負担が小さく、ヒゲに必要な仕様もカバー。
稼働が伸びたら、Pro2で時短を、mini/LEDで原価最小化を。この順番が、メンズ特化の最短ルートです。