2-1. 物件取得費（テナントの場合）

POINT: 駅近や人通りが多い一等地は家賃が高い一方、集客に有利というメリットがあります。開業後の収支シミュレーションをしっかり立てたうえで物件を決めましょう。

2-2. 自宅サロンの場合の内装費・改装費

POINT: DIYでコストカットも可能ですが、仕上がりや安全面を重視するならプロ業者の手を借りるのも手。安い・早いより「品質」を重視することで長期的なトラブルを回避できます。

2-3. 業務用脱毛機の導入コスト

POINT: 安価な機種に飛びつくより、施術効果・サポート体制・メンテコストの総合バランスを検討することが重要です。

2-4. サロン備品・消耗品の費用

1. 施術ベッド（1台5万円～10万円）
2. タオル・シーツ・ジェル・ワックスなどの消耗品（まとめ買いで5万～15万円程度）
3. 受付・待合スペースのインテリア（5万～20万円程度）

POINT: オシャレなインテリアやブランド家具にこだわるとコストアップ。予算とデザイン性のバランスが重要です。

2-5. 人件費・研修費

1. スタッフ雇用：月々の給与（15万～25万円/人）＋社会保険料など
2. 研修費：施術研修や接客研修に参加する場合、1回数万円かかることも

POINT: 開業時はオーナー自ら施術することが多いですが、早い段階で人材を増やし回転率を上げると売上拡大に繋がりやすいです。

2-6. 広告・マーケティング費

1. Webサイト制作：プロ依頼で10万～30万円。自作ならコスト削減可能。
2. SNS広告・検索広告：月数万円～上限なし。
3. チラシ・ポスティング：地域密着なら数千円～数万円で告知可能。

POINT: 大手チェーンと同じ宣伝をしても成果が出にくい場合も。地域やターゲット層に合った施策を工夫しましょう。

2-7. 開業後の運転資金

1. 家賃や光熱費、広告費などの固定費を3～6ヶ月分プールしておく
2. 売上が軌道に乗るまでの「クッション資金」として確保

3-1. 自宅サロンのメリット・デメリット

3-2. テナントサロンのメリット・デメリット

3-3. こんな人には自宅サロン、こんな人にはテナントサロン

自宅サロン向き：低コストでリスクを抑えたい／自分のペースで施術したい／家庭的な雰囲気を好む顧客を狙いたい
テナントサロン向き：資金力に余裕がある／スタッフを雇用して複数ベッドで回転率UPを目指す／集客勝負の立地を活かしたい

4-1. ターゲット設定・市場調査

まずは、どのような顧客層をメインに狙うかを決めます。
・「20代女性向け」「メンズ脱毛」「主婦層」「学生」「シニア」など
競合サロンの価格帯やメニュー構成を調べ、差別化ポイントを見つけるのが成功への近道です。

4-2. 物件探し・自宅スペースの確保

・テナントサロンの場合：ネットや不動産会社から物件情報を収集し、立地・家賃・契約期間のバランスを考慮
・自宅サロンの場合：来客スペースとプライベート空間の区分が重要。必要に応じて内装工事や防音対策も

4-3. 業務用脱毛機の選定・導入

サロンの中核となる業務用脱毛機。
・IPL、SHRなど施術方式を比較
・メーカーのサポートや保証内容を確認
・購入・リースなど費用形態を比較し、最適な導入形態を選ぶ

おすすめは「ジェニモ」。後述の特徴をチェックしてみてください。

4-4. 内装・インテリア計画

サロンの雰囲気は顧客満足度に直結します。
・テーマカラーやコンセプトを明確にして統一感を演出
・施術ルームの清潔感とプライバシー確保を最優先
・待合スペースでの居心地の良さがリピート率を左右

4-5. 集客戦略の立案（オンライン・オフライン）

・SNS（Instagram、TikTok）で施術写真やビフォーアフターを投稿
・Googleビジネスプロフィール：地図検索で上位表示されれば地域集客に有効
・ポスティングやチラシ：地元住民向けに確実にリーチしたいとき

4-6. 開業準備と研修・施術練習

・業務用脱毛機の操作研修：メーカー側の研修を活用し、安全かつスムーズな施術を習得
・施術マニュアルの整備：スタッフが増えた際の統一手順を確立
・接客・カウンセリング研修：顧客満足度の鍵となるため重点的に学ぶ

4-7. 開業届・行政手続き

・個人事業主としての開業届、法人設立の検討
・地域によっては保健所や消防法などの許可申請が必要

4-8. グランドオープンと運用開始

・オープン特典やキャンペーンで一気に知名度アップを狙う
・SNSや口コミサイトでレビューを集め、信頼度を高める
・定期的な売上・経費チェックで経営状態を把握し、改善策を練る

5-1. 高いコストパフォーマンス

1. 短時間施術が可能で回転率UP：1日の施術人数を増やしやすい
2. 本体価格と維持費のバランスが良く、ランニングコストを抑えながら高効果を狙える

5-2. 施術の痛みを軽減する冷却機能

1. ジェニモ独自の冷却技術で施術時の痛みや熱さを軽減
2. 痛みが少ない施術はリピーター獲得＆口コミ評価向上に直結

5-3. 導入サポート・アフターケアの充実

1. 初心者でも扱える研修プログラムとマニュアルが整備されている
2. 定期点検や故障時の迅速対応でダウンタイムを最小化
3. 経営や集客のアドバイスを受けられる場合もあり、心強いパートナーに

5-4. 多様な施術メニューへの対応力

1. 全身脱毛からVIO、メンズ脱毛まで幅広いニーズに対応
2. 光エステなどの機能を搭載したモデルもあり、美肌ケアメニュー展開も可能

6-1. SNS活用術：Instagram・TikTok・LINE公式アカウント

1. Instagram：ビフォーアフターや施術動画を公開し、サロンの魅力を訴求
2. TikTok：短い動画で脱毛の知識や施術風景をエンタメ化し拡散
3. LINE公式アカウント：クーポンや予約でリピーターを囲い込み

例: 施術の裏話やオーナーの日常を見せ、親近感を演出してファン化を狙う

6-2. 口コミと紹介制度の活性化

1. 友達紹介キャンペーン：1人紹介ごとに割引や特典を設け、口コミを広げる
2. レビュー投稿特典：GoogleやSNSで感想を書いてもらい、特典をプレゼント

スタンプカードやポイント制度と組み合わせるとリピート促進に効果的。

6-3. オリジナルキャンペーン・イベント企画

1. 季節限定の割引プラン：夏前の背中脱毛、バレンタイン前のメンズ脱毛など
2. 体験イベント：無料or割引で施術体験を実施し、サロンの雰囲気を知ってもらう

例: 学割脱毛祭り、親子ペア割など、ターゲットに合った施策が効果的

6-4. 独自性を打ち出すPR戦略

1. 専門特化：VIO脱毛専門やメンズ脱毛専門など、特化戦略でブランド力を高める
2. コンセプト型：オーガニック、和モダンなどの世界観を打ち出し、他店との差別化を図る

7-1. 顧客目線のカウンセリング＆アフターフォロー

1. カウンセリングで悩みや要望を丁寧に把握し、信頼関係を築く
2. 施術後のケアやアフターフォローをLINEやSNSで行い、再来店を促す

7-2. リピート率向上のための定期的サービス

1. 定期メンテナンスプランや回数券で長期利用を促す
2. 季節イベントや変化に合わせて「そろそろ脱毛しませんか？」とリマインド連絡

7-3. データ分析と施策のPDCA

1. 予約管理システムで売上や来店頻度を分析し、問題点を把握
2. キャンペーンの成果を検証し、定期的に戦略をブラッシュアップ