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2025年版|脱毛サロン開業で使える補助金・融資まるわかりQ&A

公開日: 2025年8月2日

最終更新日: 2025年8月3日

ご質問

自己資金だけでは心許ないので補助金や低利融資を活用したいです。でも種類が多すぎて違いが分かりません。脱毛サロン開業に本当に使える制度と、採択率を上げるコツを知りたい!

ご回答(3行まとめ)
  • 補助金は返さなくてよい後払い資金。まず資金繰り表を作ろう。
  • 2025年に脱毛サロンが狙えるのは7制度(持続化・IT導入・再構築など)。
  • 採択率の鍵は「地域課題 × DX × 賃上げ」を数字と写真で示すこと。

① 脱毛サロンが狙える主要補助金・融資7選(2025最新版)

種別最大額/補助率使える経費例受付時期採択率(24年)
小規模事業者持続化(通常枠)50万円/2⁄3HP制作・チラシ年4回57%
小規模事業者持続化(インボイス枠)100万円/2⁄3予約システム年4回48%
IT導入補助金(基盤類型)350万円/3⁄4POS・予約アプリ通年60%
事業再構築(成長枠)1,000万円/2⁄3新店舗内装・機器年2回38%
ものづくり・成長促進750万円/2⁄3脱毛機購入年3回42%
女性・若者起業支援(自治体)200〜300万円/2⁄3内装・広告各自治体30〜55%
公庫 新創業融資4,800万円機器・運転資金随時審査80%

持続化+IT導入をセット申請すると広告費とDX費用をまとめて賄えます。

② 知恵袋式 Q&A:補助金の素朴な疑問

Q2‑1. 採択=即入金?
→ 原則後払い採択→購入→実績報告→入金で最短3〜6か月。

Q2‑2. 脱毛機レンタル料は対象?
対象外。購入費のみ補助対象。

Q2‑3. 開業前でも申請できる?
→ 持続化・IT導入は創業予定者枠で申請可。ただし採択後1年以内に開業必須。

③ 採択率を上げる事業計画書5つの鉄則

鉄則具体アクション
❶ 地域課題を盛り込む「××市の男性美容難民3,000人を解消」
❷ DX活用を示すLINE予約→POS自動連携→KPI可視化
❸ 賃上げ・雇用「2年で正社員1名を時給+5%」
❹ 収支グラフ化売上・利益・リスクを1枚に可視化
❺ Before→After写真成果が見える=説得力倍増

公庫面談用のA3ピッチ資料をそのまま添付すると工数ゼロで完成。

④ 補助金ごとの “使える経費 & NG 経費”

補助金使えるNG
持続化HP制作・SNS広告家賃・水光熱
IT導入予約アプリ・クラウド会計ハード単体
ものづくり脱毛機購入・内装設備販促・消耗品
再構築新店舗工事・大型機器リース料・中古機

⑤ 融資+補助金 “ハイブリッド”資金繰りモデル

ケース:10坪サロン開業・総額400万円

  • IT導入補助金:予約POS120万 → 補助 90万
  • 持続化補助金:HP+広告70万 → 補助 46万
  • 公庫新創業融資:300万(年利1.7%)
  • 自己資金:64万

自己資金比率16%でも審査・補助金とも加点されやすい構成。

⑥ 申請スケジュール逆算カレンダー(例:7月オープン)

行動
1月事業計画ドラフト作成・経費整理
2月IT導入支援事業者と見積確定
3月持続化補助金 第1回申請
4月公庫面談・融資内諾
5月IT導入補助金 申請→採択
6月内装着工・機器発注
7月グランドオープン
10月補助金実績報告 → 入金

⑦ よくある失敗例と対策

失敗原因防止策
見積が1社のみ相見積必須を失念2社以上+仕様書統一
書類不備経費区分ミス公式手引を参照し分類
領収書不足電子請求書未印刷PDF+紙で二重保存

⑧ FAQ(超要約)

  • 開業届は融資申込直前が◎。
  • 青色65万控除と補助金は併用可(補助金は収入計上)。
  • 家族スタッフでも補助率は変わらず
  • 中古機は対象外。新品のみ OK。
  • レンタル料は経費計上OKだが補助対象外
  • 国と自治体補助は経費が重複しなければ併用可

⑨ 採択後に “すぐやる” ことリスト

  • 交付決定通知PDFをクラウド保存
  • 見積書3社分をファイル化
  • 領収書を経費区分ごとに即スキャン
  • 実績報告テンプレ(Excel)をコピー
  • 入金予定月を資金繰り表へ反映

まとめ

  • 脱毛サロン×補助金は持続化+IT導入で広告&DX費用を充当し、ものづくり/再構築で設備投資をカバー。
  • 採択率UPの鍵は地域課題・DX・賃上げを数字で示すこと。
  • 補助金は後払いなので融資とセットでキャッシュ不足を防ごう。

次のアクション

  • 経費を【設備/販促/DX/運転】の4色で分類。
  • 公式サイトから様式をDLし7日以内に仮相談。
  • 数字と書類を“先出し”して採択率を一段跳ね上げる。