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メンズ脱毛カウンセリング術|成約率60%を狙う接客スクリプト

公開日: 2025年7月15日

最終更新日: 2025年7月16日

ご質問

Q. 技術は得意でも営業トークが苦手です。ヒゲ脱毛のカウンセリングから契約クロージングまで“何をどう言えばいいか”を知りたいです。

ご回答
  • 接客は7ステップ:①アイスブレイク → ②ヒアリング → ③情報提供 → ④提案 → ⑤反論処理 → ⑥クロージング → ⑦次回予約
  • スクリプトは「質問 → 要約 → 提案」を1セットにすると押し売り感ゼロ
  • “痛み”と“期間”の不安を数字+体感で消すと成約率アップ

① 来店〜受付(0‑2分)

目的例文
名前呼び「○○様、ご予約ありがとうございます。こちらへどうぞ。」
アイスブレイク「お仕事帰りですか? 暑かったですよね。」
所要時間提示「カウンセリング含めて30分ほどで終わります。」

② ヒアリング(3‑7分)

ステップトーク例
質問「朝のヒゲ剃り、何分くらいかかりますか?」
要約「つまり年間60時間も剃っているんですね。」(ここまでストレートに伝えなくて良い)
ゴール確認「その60時間をゼロにしたい、で合っていますか?」(ここまでストレートに伝えなくて良い)

③ 情報提供(7‑12分)

テーマスクリプト
技術「−15℃冷却搭載のESSENT Premiumならヒゲ1回3分です。」
痛み「腕で1ショット試してみましょう(照射)。どうでしたか?」
期間「平均5回、最短3か月で青ヒゲが薄くなります。」
安全「代替機24h以内で止まる心配ゼロです。」

④ 提案(13‑16分)

構成
選択肢「都度6,000円か月額6,900円、どちらが気になりますか?」
ベネフィット「月額なら2回目から首まで照射範囲を広げても同料金です。」
視覚化(料金表を指差し)「こちらが総額、こちらが1回あたりです。」

⑤ 反論処理(17‑22分)

不安回答ポイント
痛み「表皮温は25℃以下。輪ゴム程度です。」
高い「年間60時間が3万円でゼロに=時給100円以下です。」
効果同肌質モニターのBefore→After写真提示

⑥ クロージング(23‑26分)

手順セリフ
サイン→決済「月額6,900円で進めましょう。こちらへサインをお願いいたします。」
返金確認「未消化分は日割りでご返金します。」
次回予約「2週間後、14時と16時どちらが良いですか?」

⑦ 見送り(27‑30分)

行動例文
感謝「本日はありがとうございました。」
口コミ依頼「SMSをお送りしますので感想を書いていただけると励みになります。」
ケア指示「施術後1時間は洗顔料を使わずぬるま湯のみでお願いします。」

⑧ 成約率アップ チェックリスト

  • 所要時間を冒頭で提示
  • 悩みを数字で要約
  • 1ショット体験で痛みを体感
  • 提案は二者択一
  • 反論は事実+写真で回答
  • 「サイン→決済→予約」を連続実施

⑨ 競合と差がつく応用テクニック

  • 質問→要約→提案を1セットで“聞く8:話す2”
  • 料金表:税込を大文字、税抜を小文字で誤解防止
  • 次回来店理由を必ず添える「出力比較します」
  • タブレットメモに悩み・ゴール・次回日を登録

⑩ スタッフ研修用ミニテスト(5問)

  • 受付3分以内に行う2項目は?
  • ヒゲ1回平均ショット数は?(答え:500発)
  • 返金計算式を説明せよ。
  • 痛みを数字または例えで示すと?
  • 次回予約を案内するベストタイミングは?

⑪ フォローアップメッセージ3段階

タイミング内容例文
翌日赤み確認・注意点「赤みは落ち着いていますか? 冷タオルを5分当ててください。」
1週間後効果実感ヒアリング「剃る時間は短くなりましたか? 変化があればメモをとっていただけますと幸いです。」
1か月後次回来店リマインド「次回照射は○日です。出力を上げます。」

LINE公式のテンプレ自動送信で手間ゼロ。

⑫ KPIダッシュボードでスクリプト改善

指標目標ツール
カウンセリング成約率60%以上Googleスプレッドシート
平均単価8,700円以上POSレジ集計
口コミ獲得率来店30%以上SMS自動送信
再来率(60日)35%以上予約システム分析

成約率55%を切ったら「質問→要約」パートの録音を聞き直し改善。

まとめ

  • 接客7ステップはスクリプト化で誰でも再現可能
  • “数字+体感”で不安を解消し二者択一で自然クロージング
  • フォローとKPI管理をルーチン化すれば成約率60%・再来35%が狙える